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2011年、今だからこそ、生まれるべき、大切なアルバムがここに完成した。
畠山美由紀の故郷・宮城県気仙沼市は、東日本大震災による津波で大きな被害を受けた。
震災後、畠山は必死の想いで故郷への想い、子どもの頃から当たり前にそばにあった
緑の美しさと青い海が広がる港の風景を書き留めた。それは詩となり、歌となった。心の中にある
気仙沼の風景が美しければ美しいほど、なおいっそう哀しみは深く、この震災で失ったものの
多くが浮かび上がってきた。しかし、失われた時はそのまま失われるのではなく、きっと再生する。
彼女は歌の中に季節の廻りを描いた。
 
畠山はあれから全国をまわり、人々に歌を届け、同時に、新しい歌を作り続けた。
歌う役割を与えられた人間として、同じ時代を生きる人たちとともにあってほしいと願う歌たち。 
そこに、おおはた雄一、栗原務、笹子重治、中島ノブユキら、出会ってきた大切な音楽仲間たちも参加し、
彼らとともに音を鳴らすことで、さらに歌は希望を描くことができた。一人ではない。
それがいつの日も、今日を生きる喜びに繋がった。
 
アルバムタイトルは、最初に綴った詩と同名の、『わが美しき故郷よ』とした。この「故郷」とは、
畠山にとっての気仙沼の、と括るものだけではなく、誰しもにとっての故郷、私たちが生きる、
なんとも深みをもったこの美しき世界を意味する。
 
秋が来て、冬を越え、必ず春が来る。この命の廻りに、祈りを込めて、この時代に出会った
仲間たちとともに奏でる歌たち。2011年、今だからこそ、生まれるべき、大切なアルバムが
ここに完成した。

-川口美保(SWITCH) -

by wagakokyo | 2011-12-05 19:05 | アルバム・コメント
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